こんばんは。10月に入り、鹿児島でも朝晩涼しくなってきましたね。
風邪などひいていませんか?
ちょっと間があいてしまいました。すみません。
今回、取材に行ったのは
かごしま近代文学館で始まった「杉田久女の俳句歳時記」です。
久女の作品と、その波乱に満ちた生涯を紹介した企画展です。

杉田久女は鹿児島出身の女流俳人です。
明治23年鹿児島市に生まれ、19歳で結婚、福岡の小倉に住みます。
26歳のときに俳句を始め、俳句雑誌「ホトトギス」に投稿。
主宰者の高浜虚子に認められ、才能を開花させます。
「花衣 ぬぐや纏はる(まつわる) ひも色々」
着物を脱ぐときの女性の心の動きを見事に表現しており
女性ならでは感性が光ります。
「朱欒(ざぼん)咲く 五月はたのし日の光り」
幼少時代を過ごした鹿児島を詠んでいます。
鹿児島の風景が久女の感性を培ったと言われています。
天才女流俳人と称されるようになった久女。
しかし、「ホトトギス」から突然、除名されます。
俳句への妄信ぶりなどから高浜虚子との軋轢があったことなどが原因とされています。
神経をすり減らしながらも俳句を作り続け、56歳で生涯を終えます。
晩年は不幸な運命をたどった久女でしたが、
生前、日の目を見ることのなかった久女の作品は娘さんが句集として出版。
久女の作品が知られるようになります。
また、松本清張などがモデル小説を書き、一般にも知られるようになりました。
実は私、恥ずかしながら杉田久女について名前を知っていた程度で、
その生涯についてなど詳しく知りませんでした。
同じ、さつまおごじょ。とても熱いものを感じました。
時代が違えば、久女の生涯は違ったものになっていたかもしれません。
久女の生涯に思いをはせながら、秋の夜長、句集を読んでみようかしら…。
本日もありがとうございました(^-^)