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職人の「黒」

近藤アナ

 こんばんは。
だんだん寒くなってきたなと思ったら
鹿児島市では25度を超える夏日になったり…。
皆さまお元気でしょうか。


 鹿児島の伝統的工芸品の一つに薩摩切子があります。
薩摩切子はクリスタルガラスに1~2ミリの色ガラスを重ね、カットを施したものです。
江戸時代につくられていましたが途絶え、20年前に復元されました。

081108irokiriko.jpg


 色は赤、紫、黄色、瑠璃、藍、緑の6色に、新たに加わったのが「黒」です。

今回、黒切子を作っているさつま町の薩摩びーどろ工芸に取材に行きました。

黒切子。

初めて見ましたが、かっこいいです。
モダンな雰囲気にあふれています。
黒豚、黒牛、黒酢…など鹿児島には「黒」のつくものが多いことから
黒切子を開発したそうです。


081108kiriko.jpg

 実は、他の色に比べて黒はカッティングがとても難しいんです。

カッティングするとき、表面には目安となる線が引いてあり、
光にあてて透けて見える線を頼りにカットします。

しかし、黒はこの線が透けて見えません。
長年の経験が頼りです。
このため、他の色に比べて製作時間もかかるんだそうです。
ワイングラスなら1日1個だとか。
職人の技を間近で見て、いたく感激しました。

この黒切子、06年に開発されたんですが反響が大きく、生産が追いつかないんだそうです。
ちなみに、写真の右側にある鏡は
今年の鹿児島の新特産品コンクールで鹿児島県特産品協会理事長賞を受賞。
買うには3か月待ちだそうです。


今回取材した企画は12日(水)のリアルタイムで放送予定です。

きょうもご覧いただき、ありがとうございました。

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