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磯の王者「イシダイ」に魅せられて①

蛭川アナ

精悍な面構え、7本の縞模様、群を抜く強烈な引き・・・

荒磯の王者・イシダイ!!
釣ることの難しさから「幻の魚」とも呼ばれている。

ishidai1.jpg

この1年間、私は「イシダイ」釣りに夢中になっている。
これはイシダイに魅せられた私の1年間の記録だ。

去年秋、私は鹿児島市の鴨池海づり公園を訪れた。
お目当てはアラカブ。

型の良いアラカブは煮つけに最高だ。
「4~5匹釣れれば良いか・・・」などと考えながら
いつもの場所に糸を垂らした。

潮風に吹かれ、雄大な桜島を眺めながらの釣りは
日常のストレスから心身ともに解放してくれる。
さわやかな朝日もまぶしい夕陽も心地いい。

ここは水深が20メートルから25メートル前後もあり、
様々な種類の魚が釣れることから週末は多くの家族連れで賑わっている。

エビを餌に簡単な仕掛けを垂らすだけで上層ではクロ(メジナ)、
中層では小アジやマダイ、底まで沈めるとアラカブなどが釣れる。
ときには釣れた小アジに青物(カンパチやハマチなど)やヒラメも
食いついてくるからたまらない。

この日は潮が良かったのか、アラカブが入れ食い状態だった。
私も夕食には十分な数を手に入れることが出来た。
arakabu.jpg

帰り支度を終え、長い釣り台を出口に向かって歩いていると
見たこともないような大掛かりなタックル(仕掛け)で釣りをしている
常連の男性が目にとまった。

これが私の人生を大きく変えることになる運命の出会いとなる。

太い竿と大きな両軸リール、絶対に切れそうにない太い糸・・・。
竿はこれまた見たこともない金属製の金具で頑丈に床と固定されている。
(のちにその金具は「ピトン」と呼ばれる竿受けの部品であることを知った)

「この常連さんはいったい何を釣ろうとしているんだ・・・。」

見当もつかなかった。
しばらく眺めていると、男性がリールを巻いて仕掛けを引き上げた。
糸の先にはなんとワイヤ。その先には大きな針がついていた。

男性はバケツから黒い物体を取り出した。なにやら無数のトゲトゲが付いている。
よくみると「ウニ」だった。

男性はそのトゲトゲ(ケン)をハサミで切り始めた。

全体のトゲを切るとまるで黒いたわしのようだ。

その中心に金属の棒で穴をあけ、針を装着して海の中に放り投げた。
底まで落としてアタリを待つ。

5分たっても10分たっても何の変化もない。
記者の性か、気になって仕様がない。聞かずにいられなかった。

「何を釣っていらっしゃるんですか?」
「イシダイですよ」
「イシダイ?イシダイって磯の王者と言われるあのイシダイですか?」
「そうだよ」
「こんなところでも釣れるんですか?」
「たまにね」

そんな会話を交わした後、私は遠巻きに男性の竿がしなるのを待っていた。

「イシダイがかかったらどれくらい引くんだろう・・・?」

このとき私はまだ、イシダイのど迫力を知る由もなかった。

                             つづく

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