気象庁が火山情報発表
気象庁は昨日午後1時半、
「去年7月の南岳山頂火口の爆発と同規模の噴火が
起きる恐れがある」と発表しました。
去年7月24日。
桜島の南岳は爆発し大量の火山灰を降らせました。
普段私たちが経験している昭和火口の爆発の約60倍。
約30万トンという大量の火山灰です。
気象庁が1つの爆発を具体的に比較対象として挙げて、
注意を呼びかけるのは極めて異例のことです。
しかも、今回は火山活動に伴う火山性地震がほとんど起きていません。
伸縮計、傾斜計など山体の膨張を示すデータだけを頼りに発表された情報です。
京都大学の井口正人教授によりますと、
今回の気象庁の発表は事実上の噴火予知と言ってもいい。とのこと。
確かに何月何日の噴火と同じ規模の噴火があるかもしれない。
こうした情報であれば受け手である私たちも想像しやすいですよね。
今も山体の膨張は続いているとのこと。
みなさん桜島の活動に注意してください。
来週もevery.をよろしくお願いします。
一生懸命お伝えします。