PM2.5
31日、微小粒子状物質PM2.5が久しぶりに上昇しました。
県内10か所で大気汚染の観測が行われていますが、
いちき串木野市や鹿屋市などで40マイクログラムを超える数値が観測されました。
これからの時期は大陸からの季節風が強まるため、より注意が必要だということです。
今年5月にも数値が上昇しました。
その時の注意情報の発表基準は朝5時から7時までの3時間の平均値が一定の基準を超えるかどうかというもの。
しかし、その時は日中に入って急上昇したのです。
ですから注意情報は発表されませんでした。
そこで県は先月から国とは別の発表方法に切り替えることに。
直近3時間の数値を参考にすることにしました。
つまり朝は上昇せずとも日中に数値が急上昇した時も注意情報を発表できるようになったわけです。
どんな情報でも発表する時には基準が大切です。
津波警報、大雨警報しかりです。
しかし、基準値に満たなくても必要があれば注意情報は発表されるべきです。
今回の鹿児島県の発表基準の変更はそういう意味において大変評価すべきものだと思います。
人の生命や健康に関わる自然に関する発表情報。
柔軟に対応することが大切です。
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