火山とともに生きる
連日、御嶽山のニュースが報じられています。
行方不明者の捜索は難航しています。
少しでも捜索が進んで1人でも多くの命が救われることを願うばかりです。
火山の取材に携わるようになってから約5年。
今回の噴火は改めて火山災害の恐ろしさを感じさせられました。
火山灰、土石流、火砕流、火山ガス、噴石。
多岐に渡るのが火山災害の特徴です。
それゆえに、防災も難しいと専門家は話します。
行政の発表情報に頼りきらず、身を守るには1人1人が考えるしかありません。
最後に頼るべきは自分自身です。
先月3日に噴火した口永良部島。
気象庁は前兆現象をとらえることはできませんでした。
そして、今回の御嶽山。
2週間前に火山性地震はとらえたものの前兆現象と判断せず、噴火警戒レベルは変更なし。
口永良部島での経験を御嶽山の防災に生かせなかったことは本当に残念です。
鹿児島には現在の御嶽山と同じ噴火警戒レベル3の山が2つあります。
桜島と口永良部島。
この事実をしっかり受け止め、火山とともに生きていく。
そのためには、何が必要か、、、考えることが大切です。
火山防災に関する情報。取材してevery.で逐一お伝えしていきます。
今日もevery.をご覧くださりありがとうございます。
明日も一生懸命お伝えします。