かごしま国体 水球女子準決勝 鹿児島vs京都はペナルティーシュートアウトにもつれ込む激戦に

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鹿児島 2023.09.19 19:13

 10月に開幕するかごしま国体は会期前競技が始まり、熱戦が繰り広げられています。18日、国体では初のベスト4入りを果たした水球女子は、準決勝が19日行われました。サッカーでいうPK戦、ペナルティーシュートアウトまでもつれ込む激戦となりました。

 鹿児島市で行われた水球女子の準決勝。鹿児島は京都と対戦しました。先制点を決めたのは、東京オリンピックへの出場経験のある有馬 優美選手。同じく東京オリンピック出場経験のある山本 実乃里選手も得点を決め、積極的にシュートを重ねます。

 キーパーの川田代 悠花選手の好セーブも続き、会場には多くの声援が飛び交います。視察に訪れた鹿児島市の下鶴市長も、試合を見守っていました。

 しかし、第3ピリオドで山本 実乃里選手がパーソナルファウルにより、残り時間、試合に出場できなくなる永久退水に。わずか1点のリードで、最終、第4ピリオドを迎えます。互いに譲らぬ激戦の末、16対16で試合終了。
 
 選手5人がシュートを打ち、ゴールの数を競うペナルティーシュートアウトまで粘り強く戦い抜きましたが…。19対20で惜しくも敗れました。

(水球女子 有馬 優美主将)
「優勝目指して頑張ってきたので、優勝には届かなかったが、まだ終わりではないので、絶対にこのチームであす3位をとれるようにしっかりとあと1日だが頑張っていきたい」

(水球女子 有馬 康一監督)
「ペナルティー合戦で負けてはしまったが、僕は満足というか、選手たちとともにすごした月日を思いながら、よく頑張ってくれたなという風に思っている」

 鹿児島は20日、新潟との3位決定戦に臨みます。