「夕焼け小焼け」騒動 “うるさい”苦情で終了宣言も…一転「継続」のワケ 千葉・富津市

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千葉 2022.06.23 19:48

千葉・富津市が毎日流す、「夕焼け小焼け」と「子供への防犯を呼びかける放送」に、「うるさいので1回にしてほしい」と意見が寄せられたことから、市は「夕焼け小焼け」の放送を今月で終了すると発表していました。しかし、一転して“終了宣言”を撤回したのです。その理由とは…。

    ◇

どこか懐かしさを感じる夕方のメロディー。千葉・富津市で、毎日流れる「夕焼け小焼け」をめぐって、ある騒動が起きていました。

街の人は――

「帰る時間だなって、お知らせだなって思います。ちょっと寂しいです」

「びっくりして『えー』みたいな。名残というのか、昔からあるもの。とっちゃうと寂しい」

市が「夕焼け小焼け」の放送を「今月いっぱいで終了する」と発表したのです。一体なぜなのでしょうか。

実は、「夕焼け小焼け」は防災無線が正常に動くか確認するために放送しているものです。さらに、富津市は別の時間帯に「子供たちは気をつけて家に帰りましょう」と子供への防犯呼びかけも放送しています。

しかし、この2回の放送に対して、「うるさいので1回にしてほしい」と意見が寄せられたというのです。市は、子供への呼びかけだけを放送し、「夕焼け小焼け」は終了することに決めました。

すると、「慣れ親しんできた放送なので継続してほしい」「母が畑仕事をしていて時間の頼りにしている」など、今度は正反対の“放送の継続を望む声”が寄せられました。

その結果、市は一転して”終了宣言”を撤回し、子供への呼びかけと同じタイミングで「夕焼け小焼け」も流すことに決めたのです。市の担当者は、「ライフスタイルの変化から生活が多様化している。多くの市民の意向にそえるような判断をした」としています。