「かごピタ」のゴールデンタイム
特別拡大版「かごピタEX」。
今回は新型コロナウイルスに打ち勝とうと
奮闘する各業界の3人を追う。

■老舗料理店が見出した打開策

創業６１年の郷土料理店「さつま路」。
新型コロナの影響で４月の売り上げは９割減。
脳裏によぎる「廃業」。
しかし従業員の雇用も守りたい。考えたオーナーは、
大変な時期だからこそ地域の役に立ちたいと、
子ども食堂を通じ子供たちへ
お弁当を届ける取り組みを始めた。

■鹿児島を代表する養殖業者の販売戦略

養殖カンパチの生産日本一の鹿児島。
自粛による外食産業の落ち込みで
首都圏からの注文がストップし、打撃を受けている。
１年以上をかけ、コストをかけて育ててきた魚を
余らせるわけにはいかない。
県外に出られない今こそ地産地消で乗り切る。
垂水市の小浜水産が動き出した。

■老舗ホテルの挑戦

鹿児島市の天文館にある「ホテル南洲館」。
全国お国自慢鍋コロシアムで総合優勝した
黒豚しゃぶの「くろくま鍋」が看板商品だ。
しかし、三密を生む自慢の大鍋は今後出せそうにない。
ホテルと従業員を守るために始めたこと…
それは従業員の農家への派遣だった。