「配慮を欠いた発言だった」鹿屋市の中西市長 不適切発言について関係者に謝罪の意向

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鹿児島 2024.04.24 11:53

 墜落事故があった海上自衛隊のヘリコプターと同じ型の哨戒機が写った記念切手シートについて「値打ちがあるのでは」と発言した鹿屋市の中西市長は24日朝、「配慮を欠いた発言だった」と述べ、関係者に謝罪する意向を示しました。

24日朝、KYTの取材に応じた鹿屋市の中西市長。

(鹿屋市 中西茂市長)
「配慮に欠けた発言によってさまざまな方にご不快な思いをさせたことについて心から謝罪申し上げたい」

 23日、鹿屋航空基地の70周年を記念した切手シートを贈呈された際、今月20日に墜落事故のあった海上自衛隊のヘリコプターと同じ型の哨戒機が写っていることに触れ、次のように発言しました。

(鹿屋市 中西茂市長)
「事故後のすぐの写真だから値打 ちがあるんじゃ」

 その後鹿屋市側から海上自衛隊に対し発言の撤回を伝えたということです。中西市長は「死者、行方不明者がいる中不適切で思慮を欠いた発言だった」と述べました。

(鹿屋市 中西茂市長)
「事故があった直後の切手シートの販売なのでそれを短絡的に繋げてそれが販売に何らかのプラスがあるのではないかという思いがあった/関係の皆様にはしっかりとした形でご説明し謝罪したい」

 中西市長は関係者に謝罪する意向を示しました。